表情や感情が乏しい発達障害
発達障害の特徴の1つに表情や感情が乏しいというのがあります。そもそもそんなに笑顔になる事がないのですが、産まれてきた子供が笑わない事が原因で発達障害を知るご両親も多いんじゃないかな?
大人になってもハッキリ言って笑顔と言える表情はあまりないので、発達障害の人は感情が揺さぶられる事が定型発達の人よりもかなり少ないのでしょう。
発達障害でも実は微妙に表情や態度に出てるんです
私はアスペルガー症候群なので周囲がどのように私を見ているか?は分かりません。
しかし自分が嬉しいと感じた時を考えると、誰もが分かるように笑ったりはあまりしていないような気がします。
そのため子供の頃から
「楽しいの?」
や
「嬉しくないの?」
と言った言葉は何度も聞かされてきました。
きっと嬉しい時には誰もが当たり前のようにする表情や行動ではなかったからなのでしょう。
では嬉しくなかったのか?と聞かれると、昔の事は覚えていませんが今嬉しい事があれば、普段は絶対に触らない夫の手を握ってみたりするので表現はしているのです。
定型発達ならもっと表現するのかもしれませんが、自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害の喜び方はそんな小さな事が多いのでしょう。
それに気付ければ気持ちを理解する事も出来るかもしれませんよ!
物凄く嬉しい事でも満面の笑みは出ない
私の周りには普通の人ばかりがいます。そんな人達をアスペの私が見ているといつも思う事が
何故そんなにオーバーに喜ぶんだろう?
という事。
きっとその喜び方が普通なのだと思うのですが、自閉症や注意欠陥障害の人は嬉しいや楽しいと思う感情のスペックが物凄く低いのかもしれません。
普通なら100あるところ、ASDやADHDは30しかない・・・みたいな(汗)
30がマックスなのですが30には30なりの表現しか出来ないから、100表現できる定型発達の人とは表し方が異なっているのかもしれません。
それ以上にやはり好きな事にしか興味を持てない障害なので、喜ぶであろう事をしたとしても的が外れている事の方が多いとも考えられますよね。
嬉しい事は当然あります。それが何か?は人それぞれですが、小さなサインを見つけると良いのではないでしょうか。
確かにあまり表情で感情を表す事はありませんが、それでも発達障害なりの笑顔や喜び方はあるのですから、笑わないからと言って楽しんでいないという訳ではなかったりするのです。そんな部分を探してみて下さいね。
当サイトおすすめ
関連ページ
- 発達障害に国語が苦手な人が多いのは考え方に柔軟性がない
- 発達障害の人で国語が苦手で算数が得意な人は案外多いのですが、背景を考えたり物語の先を想像する事が苦手というのも理由になっているのでしょう。自分で想像する事が難しく、既に持っている知識の中でしか答えを見つけられない発達障害の人達にとって、読解力や作者の思いを考える事は至難の業なのです。
- 発達障害の人は冷たいけどどうすれば優しくなるのか
- 発達障害の人は冷たいと言われますが、どうすれば優しくなれるのか?と悩んでいるのは定型発達の人。発達障害当事者は自分が冷たいなどとは一切思っていない事が多いのです。では何故冷たく感じるのか?アスペルガー症候群の私が冷たいと言われる理由を定型発達と比べて考えてみたいと思います。
- 発達障害の特徴は考え方が白か黒とハッキリしている事が多い
- 発達障害の人は考え方が白か黒しかなくかなり物事を両極端に考えてしまう傾向があります。これは特徴でもあるのですが、好き嫌いがハッキリしているからか、何事に対しても考え方が二者択一でアッサリしているように見えてしまうよう。しかし想像外の事は驚くほど優柔不断になってしまう事もあるのです。
- 発達障害は考え方に偏りがあるから人と協調出来ない特徴がある
- 発達障害の人は苦手な事が似通っている特長があります。出来る事と出来ない事はそれぞれですが、頑固さやこだわりの強さ、柔軟性のなさや真面目すぎる部分など、そんな発達障害の似通った性質を考えてみたいと思います。ただ誰もが同じような部分を持っているので当てはまるからと言って障害という訳ではありませんよ!
- 隠れアスペルガーと呼ばれる発達障害の疑いがある人達
- 隠れアスペルガー症候群と言う言葉をご存知ですか?発達障害とまでは行かなくても、その要素を持っている人は沢山います。障害と診断されないグレーゾーンの人や自分は発達障害だと思いこんでいる人が少なくない今、その違いがどこにあるのか?を考えてみたいと思います。
- 感情が乏しい発達障害は気持ちを出すのが苦手
- 発達障害の人は感情が乏しいと良く言われます。子供の頃から笑わない、笑顔がないといわれる事もあり、幼少の頃の写真を見ても一人だけ笑っていない事も少なくありません。感情がないという訳ではないのですが、普通の人と同じような感じ方をしないのが原因の一つになっているのです。
- 発達障害の成人女性はガールズトークが苦手
- 発達障害の成人女性は何せガールズトークが苦手です。話しについて行けないのもそうですが、興味を持てない話題が多いからなのかもしれません。女性は男性より社交性があるといわれますが、発達障害の女性は社交性がかなり欠落しているという特徴があるのでしょう。ガールズトークはそんな女性には苦痛なのです。
- 何度も同じ事を聞く発達障害は覚えるのが苦手です
- 発達障害の人って何度も同じ事を聞く場合がありますよね?これは耳から入った言葉が上手く変換されないからか、自分の中でなかなか理解出来ず覚える事が出来ないでいるからなのです。覚える事が苦手と言うよりも理解するまでに時間がかかってしまうと言う方が正しいかもしれません。
- 発達障害は思い込みが激しい特徴があり周囲に迷惑をかける
- 発達障害の人は思い込みが激しいのですが、本人は気付かず周囲に迷惑をかけている場合があります。しかし自分では自分なりの柔軟性で相手を受け入れているつもりなので、この部分はどれだけ話しをしても理解しにくい部分。こだわりが強い発達障害の思い込みを考えてみたいと思います。
- 発達障害は人を誘うのも誘われるのも苦手です
- 対人面で何かと問題を抱えやすい発達障害の人は、人に誘われる事も人を誘う事も苦手です。それ以前にあまり人との接点を持とうとしないという問題があるのですが、だからと言って人が嫌いという訳ではないのです。人と接したくてもどのようにすれば良いか?が分からず人間関係に支障をきたしてしまうのです。
- 発達障害が言葉の意図が分からないのは背景が読めないから
- 発達障害の人と話していると、言葉の意図そのものが理解出来ていない場合があるのではないでしょうか。これは相手の気持ちを理解したり物事の拝見を読む事が苦手だからなのですが、質問したのに質問し返される事が多いはず。発達障害なりに言葉を間違えた形で受け止めないための手段になっているのです。
- 何度も同じ事を聞く発達障害にはそれなりの理由がある
- 発達障害の人は何度も同じ事を聞くから面倒なんですよね。しかしこれには発達障害なりの理由があるのです。一度聞いたら理解しろよ!と思うかもしれませんが、一度聞いても脳で処理されない場合が多くそれを自分で理解しているから何度も同じ質問を繰り返してしまうのです。嫌がられてしまうんですけどね。
- 感情移入ができない発達障害は映画をみても感動したり泣けない
- 発達障害の人は何事に対してもあまり感情移入が出来ません。だから映画や本を読んでも感動したり泣くというような事が殆どないのです。もし自分に置き換えられるストーリーだと泣けるかもしれませんが・・・。映画を見てものめり込んで見る事が出来ないから、余計に泣くなんて事も出来ないのでしょう。
- おもしろくないと言われる発達障害の考え方が普通とは異なる
- 発達障害の人と話していても冗談は通じないし自分の事ばかり話すから全くおもしろくない。そう思われてしまうから気付けば友達もいなくなってしまうのですが、発達障害の当事者が自らそれに気付く事は余程でなければ難しいのではないでしょうか。誰かに助言されなければ気付かないかもしれません。
- 発達障害が電話が苦手なのは耳からの音が脳でまとまらない
- 発達障害の人は電話が苦手だと感じている人が少なくないのですが、これは耳から入ってきた言葉が上手く脳で処理されないのが原因になっているのだそう。実際に会って話しをしても理解出来ないのですが、電話だとなお更難しいのには聴覚に関する幾つかの理由もあるのです。
- 発達障害は国語が苦手で算数が得意な人が多いらしい
- 発達障害の人は国語が苦手で算数が得意な人が多いと聞いた事はありませんか?理数系に発達障害やアスペルガーが多いとよく言われますが、当然国語が得意な人もいるはずです。しかし相手の気持ちや考えている事を理解しにくい発達障害なので、やはり算数の方が得意だと感じる人が多いのは当然なのでしょう。
- 発達障害は電話が苦手で聞き取れないことが沢山ある
- 発達障害が苦手な事の一つに電話が苦手という事があります。これは耳で聞いた事が上手く処理できず相手が何を言っているか分からない事が原因になっている場合が少なくなく、電話の応対などは典型的なパターンです。理解出来ないのではなく理解するまでに時間がかかってしまうのが発達障害なのです。
- 発達障害は頭の整理がつかずパニックを起こしてしまう
- 発達障害は脳の機能性障害なのですが、あれこれ考える事が苦手で一度に沢山の事をしようとすると整理が出来ずパニックを起こしてしまう事があります。流れや順序を上手く考えられれば良いのですが、これが出来ないから脳がストップしてしまうような状態になってしまう事があるのです。
- 何度も同じ事を聞く発達障害は会話や内容が理解出来ていない
- 発達障害は何度も同じ事を聞いてしまう事が少なくないのですが、これは会話の内容が理解していないから。抽象的な言葉であればあるほど、何をすれば良いか分からず何度も同じ事についての質問を繰り返してしまいます。また言葉を認識するのにも時間がかかる場合があり、会話のテンポがズレる事も。
- お笑いが分からない発達障害は笑うツボが理解出来ない
- 発達障害の人はお笑いが分からない場合が多いのですが、何が分からないって、笑うツボが分からないんです。皆が笑っているのに何が面白いんだろう?なんて思ってしまうので、その場をしらけさせてしまう事があるのですが、これは早口なのと言ってる言葉が理解出来ていないからなのです。
- 思い込みが激しい発達障害は自分が正しいと思っている
- 発達障害の人は何かと思い込みが激しいですよね。それも自分が正しいと思っているので周囲と対立してしまう事が少なくないのですが、どうしても視野が狭いと言うか新しい事を受け入れられないと言うか。何かにつけて色々な部分で自ら制限を作ってしまうので、上手く人に溶け込む事が出来ないのです。
- 発達障害って顔や体などの見た目で分かりますか
- 発達障害の人を顔や体などの容姿で見た目が分かるかどうか・・・。多分何も知らなければ分かり難いと思います。しかし似通った姿勢や目線をする事が多いので、側に発達障害の人がいると「もしかして?」と思う事はあるはず。どのような見た目の人が発達障害の可能性があるのでしょう。
- 発達障害に特殊能力は備わっているかいないのか
- 発達障害の人に特殊能力が備わっているとかいないとか言われるのですが、それが特殊能力と呼ばれるかは分かりませんが感覚過敏には少し変な部分があるようです。普段はストレスになる感覚過敏ですが、ちょっと違った目線でこの過敏さを考えてみたいと思います。
- 順序立てて話せない発達障害は会話が理解しづらい
- 発達障害の人は順序立てて話す事が苦手な場合があります。今話している内容から内容大きく飛び全く異なる話題や、既に終わった会話の内容を再度話し始めたりする事があります。自分ではテンポ良く話しているつもりなのですが、周囲からすると理解しにくい話し方をしてしまう特徴があるのです。
- 発達障害は信じてしまうと騙されやすい人が多い
- 発達障害の人はその人を信じてしまうと信じきってしまうからか、騙されやすい人が多いのです。言葉をそのまま受け止めてしまいやすい発達障害の人にとって、普通なら明らかに嘘だと分かるような事でも素直に信じてしまう事があるはず。一度信じた相手を疑う事をしないという特徴があるのです。
- 発達障害はパニックを起こす!理解出来ないと頭が真っ白になり固まる
- 発達障害のの人は思わぬ事でパニックを起こしてしまうのですが、特に理解出来ない事や分からない事を言われた時には頭が真っ白になってしまいます。試行が停止するようなイメージなのですが、このような事は普段の会話でも当たり前のように起こっているのです。
- 発達障害は音や会話が聞き取れず何を言ってるか分からない事がある
- 発達障害の自閉症スペクトラムの私は音や人の言葉が聞き取れない事があります。そのため、人との会話が円滑に出来ない場合があるのですが、何度聞き返しても耳から言葉が入ってこないという問題を抱えています。発達障害で何度も同じ質問をするのはそういう理由があるのです。
- 発達障害は自分の思いや意見を人に伝えるのが苦手
- 発達障害の人は自分の思いや意見を人に伝えるのが苦手なのですが、幼少の頃から理解してもらえる事が少ないので余計に人に言わなくなってしまうのです。自閉症スペクトラムの私は基本的に人に理解してもらおうと思わないのですが、これも昔からの経験からなのです。
- 発達障害はお正月の長期休暇をどう過ごせば良いか分からない
- 発達障害の人にとってお正月などの長期休暇はどのように過ごしてよいか分からない難しい時間です。毎日仕事に行っているならそれが当たり前の日常なのですが、突然仕事がない日が何日も来る。何をすれば良いか、どう生活すれば良いのかが分からずパニックになる事もあるのです。