発達障害と二次的障害
発達障害の人は二次的障害と呼ばれる発達障害が原因で発病する精神的な問題を抱えている場合があります。
人間関係のコミュニケーションの問題や社会性など、人と接する事に様々なストレスを感じてしまうこの障害。。
しかしそれ以上に「出来る事と出来ない事の差」が自分の中にあり、知らない間にストレスを感じ二次障害を引き起こしてしまう可能性があるのです。
目に見えるような問題であれば発達障害の人も理解出来る事はあるのですが、目に見えない問題を抱えている。
そのため二次障害と呼ばれる発達障害とは別の問題が生じる場合があります。
発達障害でパニック障害と過呼吸のある私の場合
20代の頃からうつ病やパニック障害などを患ってきた私ですが、その頃は自分がまだ広汎性発達障害と呼ばれるアスペルガーだとは知りませんでした。
単にストレスが溜まっているだけ・・・
そんな風に思っていたのですが、私の欝病やパニック障害そして過呼吸はアスペルガーの二次障害と言われる物だったのです。
40代にはいり初めて精神科に行くとアスペルガーの診断を受け、今まで自分が辛いと思ってきた問題の理由が納得出来たのですが、だからと言ってパニック障害や過呼吸が治るという訳ではありません。
ASDやADHDの人にとって精神疾患は治すではなく上手くお付き合いをしていく病なのではないかと考えています。
精神疾患と広汎性発達障害
- どうして私は皆と同じように出来ないのだろう?
- 何度言われても覚えられないのは何故?
- 友達がいなくて寂しい・・・
など、障害を抱えている人は普段から悩んでいる事が沢山あります。
自分なりに努力をしているのですが、どれだけ頑張っても周囲と同じように出来ずマイナス思考になり自分を責めてしまう。
そんな事を繰り返し気付けば精神疾患を患っていた。決して珍しい話ではないのです。
- 統合失調症
- 欝病
- パニック障害
- 摂食障害
- 強迫性障害
- 睡眠障害
- 精神不安症
- 心身症
- 過呼吸
など、誰もが可能性のある病なのですが、このような症状で苦しんでいる人が少なくありません。
障害そのものはまだ治る訳ではありませんが、心が苦しいと感じるなら一度病院で診察してもらう事がオススメです。
障害があるからと言ってかならず二次障害になるという訳ではありません。ただ障害の発見がうつ病などから見つかる場合も多いのです。
ここでは発達障害の二次的障害と言われるうつ病や統合失調症などの症状について書いてみたいと思います。
発達障害の二次的障害で欝病や統合失調症などの精神疾患記事一覧
発達障害の二次的障害と言われる欝病という精神疾患
発達障害の人は精神障害を患っている人が少なくないのですが、欝病だと診断された経験のある人は多いはず。定型発達の人でもうつ病は患う可能性があるのですが、発達障害の人は普通よりもストレスを感じやすいからか何らかの精神疾患を発症しやすいのでしょう。
発達障害の二次的障害と言われるパニック障害
発達障害の二次的障害の一つにパニック障害があります。アスペルガーの私は10年程前にパニック障害になったのですが、ある日突然でした。発達障害の人にとってストレスを軽減する事は大切な事ですが、このパニック発作も脳機能に問題があると言われているので似通った部分が上手くいかないから発病しやすいのかもしれませ...
発達障害の二次的障害と言われる強迫性障害
発達障害の二次的障害の一つに強迫性障害と呼ばれるものがあります。これは精神疾患なのですが、発達障害の人は強迫性障害を患っている人が少なくありません。強迫性障害は定型発達でも発病する可能性があるどこにでもある病。発達障害だからなるという訳ではないのですが、ストレスを抱えやすい広汎性発達障害の人はなりや...
発達障害の二次的障害と言われる統合失調症
発達障害で二次的障害の統合失調症を患っている人は少なくありませんが、実は統合失調症は100人に1人ほどが患っていると言われている病です。発達障害独自の問題ではなく誰もがなる可能性を持っているこの精神疾患ですが、発達障害の特徴にも似通った症状があります。統合失調症の特徴一般的には幻聴が聞こえたり幻覚が...
発達障害でパニック障害になると家から出られなくなる
私は自分が発達障害だとは知らずに40年以上生きてきました。パニック障害になったのは30歳を過ぎた頃。今から考えると発達障害の二次障害だと分かるのですが、その頃は何故急に?!だったのです。それはとある映画館のような場所で起こりました。何度も行っているアトラクションだったのですが、突然煙幕が出た瞬間息が...
発達障害で社会不安障害(対人恐怖症)がある
発達障害の人は様々な二次障害を患っている場合があるのですが、その中の1つ、社会不安障害。昔は対人恐怖症と呼ばれていたのですが、発達障害の人が患いやすい合併症の一つです。頭の中であれこれと考えるだけでもなってしまう社会不安障害。これが原因で引きこもってしまう人もいるのです。
発達障害はアルコール依存や薬物依存になりやすい
発達障害を抱える人は、人一倍ストレスを感じてしまいやすい傾向があります。脳が上手く機能していない発達障害にとって一時的にストレスから開放されるアルコールや薬物などは依存しやすいのかもしれません。人は誰もが何かに依存する可能性があるのですが、障害があるとなお更なのでしょう。
発達障害がパニックに陥った時に頭で考える事
発達障害の人はパニック障害やうつ病などの二次的障害と呼ばれる精神疾患を患う事があります。これは発達障害の脳の機能性障害と精神的な病の問題にになる部分が似ているからなのだそう。だからパニックを持っている人が少なくないのです。
発達障害の女性は女性ホルモンが減少している
発達障害の女性は女性ホルモンが少ないのでは?と言われています。一昔前、発達障害は殆どが男性で女性はその内の1割程度だと言われていたそうですが、今では女性のアスペルガーも増えてきたので割合は変わっているかもしれません。しかしアスペルガー症候群の私は自分を見ても男性的だと思う事が少なくありません。結果の...
発達障害には解離性障害を抱えている人が少なくない
発達障害の人は二次障害を抱えている場合が少なくありませんが、最近解離性障害とも関係があるのではないか?と言われています。特にアスペルガー症候群(広汎性発達障害)の人に多いのですが、一つの事に夢中になるとそれ以外が一切見えなくなってしまうアスペな人は生まれた時から解離しやすい要素を持っているのでしょう...
発達障害で二次障害が辛いならセロトニンをサプリで増やそう
発達障害が辛いというよりも、実は辛いのはうつ病やパニック障害など二次障害と呼ばれる精神的な疾患が辛いのです。様々な精神疾患がありますが、長年強迫性障害を患っていたり統合失調症で通院していたけれど、その根源が発達障害だったという人が少なくありません。この二次障害は脳内物質や脳内ホルモンと言われるセロト...