発達障害は依存しやすい傾向にある
発達障害を抱える人は、人一倍ストレスを感じてしまいやすい傾向があります。脳が上手く機能していない発達障害にとって一時的にストレスから開放されるアルコールや薬物などは依存しやすいのかもしれません。
人は誰もが何かに依存する可能性があるのですが、障害があるとなお更なのでしょう。
一時的な不安から開放されるために依存してしまう発達障害
世の中には様々な依存と呼ばれる問題があります。
アルコールや薬物以外にも
- ギャンブル
- セックス
- 買い物
- 恋愛
他にも自傷行為を繰り返してしまうという問題もあります。
普段から強いストレスを感じ、誰もが出来る事が出来ず自尊心を傷つけ、気持ちが不安定になってしまうと何らかに依存してしまうのは誰もに可能性がある事。
しかし自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害を抱えている人は、定型発達の人以上に強い不安と戦っているのですから、より何かを強く求めてしまう・・・のかもしれません。
発達障害のこだわりが変な方向に向かう
アスペルガー症候群や多動性注意欠陥障害の人は何かとこだわりが強いのですが、もしかするとこのこだわりも理由の1つにあるのかもしれません。
これはあくまでも私の考えなのですが・・・
私は20代の頃から毎晩晩酌をしています。これには自分なりの理由があるのですが、
- 仕事が終わったと自分で認識するため
- 一日の終わりを感じるため
自分なりには1日の締めくくりのように考えていて、これがなければ一日が終わらないという変なこだわりがあるのです。
しかしこのこだわりは違う方向にもあり、余程でない限りは昼間にお酒を飲む事がありません。
毎晩晩酌をしていると聞くとあまり良いイメージはないかもしれません。一時期キッチンドランカーの主婦が増えたとマスコミで話題になっていましたよね。
しかし昼間からは飲みたいとは一切思わず、飲み始めるのは平日は24時から、休日は22時からと決まっているのです。
また一日に飲む量もきっちり決まっていて、たまに飲みすぎることはあっても殆どが定量。
様々なこだわりがいたるところに見えるのはやはりアスペだからなのでしょう。
依存していると周囲が気付いたなら
楽しむ程度であれば問題はないかもしれませんが、あまりにも度を越しているならやはり精神科に足を運ぶ事がおすすめです。
どのような形であってもその奥には心の病が隠れている事が少なくないのですが、本人は気付いても積極的に病院に行くのはかなり難しいはず。
だから周囲が注意する必要があるのでしょう。
発達障害を抱える家族がアルコールや薬物など何らかの依存をしていると感じたなら、本人に任せるのではなく周囲の協力が何よりも大切になってくるのです。
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