発達障害(アスペルガー)は自我が強いとは思っていない
発達障害(アスペルガー)の私が今回は自分の自我の強さを考えてみたいと思います。
と言っても、アスペルガー症候群は自分を客観視出来ない特徴があるんので、どこまで客観視出来ているか・・・
そもそも自我が強いなんて思ってないんですから!
発達障害は自分に高い壁を作っている
自閉症スペクトラムと今は呼ばれるASD。どうしても他人との距離がかなりある人が多いはずです。
これは理解出来ない世の中と上手く付き合っていくための防御策だと考えているのですが、幼少期から人間関係でゴタゴタしてきた経験から必然的に壁を作る方法を知ったのでしょう。
そのため、
私は私、あなたはあなた
と考えてしまう癖がついてしまったのかもしれません。
- 人と話しても理解出来ないし
- 話し合っても共感なんて出来ないし
- でも自分は間違ってるとは思わない
こんな事を繰り返してきた結果、世の中では受け入れにくい自我が出来上がってしまったのでしょう。
しかしこの高い壁は作ろうとして作ったものではないからか、自分ではそんな壁があるとは気付かないでいるのです。
人の意見を聞かないのは考え方が違うから
ASDの人は意見を聞くつもりではいるのです、最初は・・・
しかし話しをするうちに
「あれ?この人何故そんな考え方なの?」
「私の考え方と違うけど?」
こんな風に感じる事がしばしばあります。そこで質問するのです、あすぺなりに。
すると
「そんな考え方って普通じゃないよ!」
そこで気付くのです、え〜〜普通じゃないってどういう意味???私普通だけど???
素直に聞き入れれば良いのですが、納得出来ない事って定型発達の人でも受け入れ難いですよね?
だから
「あぁ、この人とは考え方が違うのね」
と全てを拒絶してしまうのです。
発達障害が人の意見を聞く時
とは言っても素直な時もあるのです。それは相手をすごく信頼している時。
信じ込んでしまえば嘘でも信頼してしまうので、騙される事もあるんですよね。
全ての人の意見を受け入れないのではなく、共感出来たり納得出来ればすんなりと受け入れる事は少なくありません。
そうしてどこぞの宗教の信者になったりするんです(笑)
発達障害(アスペルガー)の人が自我が強く人の話しを聞かない、それはそれで色々な要因があるんですよね、ホントは。
だからって自分を押し付けてばかりで良い訳ではありません。
発達障害で自我が強いのは特徴の一つですが、柔軟性を持つ努力をする事は大切。
周囲との調和が理解出来なくても、ちょっとした気遣いがあれば生きやすくなるはずです。
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