発達障害(アスペルガー)は方向音痴の特徴がある

発達障害(ASD)は方向音痴という特徴がある

発達障害(アスペルガー症候群)の人は方向音痴という特徴を持つ人が多いのですが、これは定型発達の人でも少なくありません。

発達障害は方向音痴 

では、発達障害の人とは何が違うか・・・

 

方向音痴に加えこだわりが強いという部分が大きく異なっているようです。

発達障害が方向音痴の理由

発達障害の人は何かにつけてこだわりが非常に強いのですが、道に対してもそれは同じです。

 

決まった道があるとその道以外は通らないといった決まりまであるので、新しい道を受け入れられないから余計に方向音痴になってしまうのかもしれません。

 

これは幾つもの事柄を同時に出来ないといった広汎性発達障害の特徴でもあるのですが、頭で色々なルートを模索する事が出来ないでいるのです。

 

あくまでも自閉症スペクトラムの私の事ですが、一本横の道を通るだけでどこを歩いているか分からなくなってしまう事があります。そんな経験を昔からしてきたからか、大人になった今でも

 

  • 知らない道は通らない
  • 決まった道を上手く使う
  • 新たな場所に行く時は事前に何度も確認する

 

という習慣がついています。

決めた道をだけを好んで通る

通学や通勤で使う道は誰もがある程度決まっていると思いますが、自閉症スペクトラムの人はある程度ではなく完璧に決まっている場合が少なくありません。

 

そのため、突然途中でどこかに立ち寄るという事はかなり稀。

 

普段の決められた道以外を通る事に大きな違和感を感じてしまうからか、寄り道すら出来ないでいるのです。

 

 

事前にどこかに立ち寄る事が決まっていれば寄り道する事は可能です。ただ、知らない場所に行く場合は方向が分からず迷う事が少なくないので大幅に遅刻なんて事は少なくありません。

 

 

決め事を守るのが得意な広汎性発達障害なのですが、方向音痴だから知らないところには行きたくないと思うのもある意味仕方のない事なのかもしれませんね。

方向音痴は大人になっても治らない

ASDの人にとって迷う事は慣れている事が少なくありません。

 

私は新しい場所に行く際は事前にしっかりと道を確認してから出掛けるのですが、それでも迷う事が多々あります。

 

子供の頃から同じ事を繰り返してきているので当たり前の事。迷う事が前提で出掛けるので治そうと思うのではなく日常のように受け入れてしまっている部分もあるのでしょう。

 

道に対する考え方は他にも色々とあるのですが、イメージでしか場所を覚えられないのが迷う要因になっているはず。

 

一度や二度程足を運んだ場所であれば覚えるどころか「その場所に行った事すら忘れてしまう」事もあるので、単なる方向音痴と発達障害の方向音痴は少し違いがあるのでしょう。

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