発達障害は大人の女性でも食べ物の好き嫌いがある
発達障害は子供の頃から好き嫌いが激しいのですが、これは大人の女性でも同じです。
原因の一つは発達障害の持つ味覚過敏が原因だと言われているのですが、食べられる味が限定されているのです。
また特にアスペルガーなどはこだわりの強さがかなりあるため、一度食べられないと思うと一切口にしようとしない。
これはアスペルガーの私もそうなのですが、苦手だと決まると挑戦する事すらしないから・・・というのも理由なのでしょう。
発達障害の特徴と言われる味覚過敏
ASDやADHDの人は色々な感覚過敏を持っている場合が少なくありません。
これは子供の頃から変わらないのですが、40代を過ぎた今でもかなり食べられない物があります。
特に添加物と呼ばれる物は全てではなくても違和感を感じたり、何かの味に敏感に反応したり・・・
だから何でも美味しく食べられるという事があまりないのです。
好きな味ばかりを食べ続ける自閉症スペクトラム
これはASDやADHDの人なら分かると思うのですが、1つの物が気に入るとそれしか食べなくなってしまう事があります。
時々、マイブームのような物があるのですが、一時期納豆にはまった事がありました。
朝昼夜と毎食のように納豆を食べ続ける事数年、自分でもよく飽きないな!とは思うのですが、食べたくて仕方がないのです。
広汎性発達障害の子供が好き嫌いをして困る
というお母さんの話をよく耳にしますが、味覚過敏で受け付けられない味があるからなのかもしれません。
しかし逆に同じ物ばかりを好んで食べる事もあるので、もし子供に障害があり好き嫌いが激しいなら嫌いな物は極力排除するのが好ましいと言えそうです。
こだわりが原因で食べられない物もある
障害のある人はかなりこだわりが強いと言った特徴があるのですが、味覚過敏だけではなくこのこだわりが原因になっている事も少なくありません。
一度食べて苦手だと思うと、二度と食べない・・・
きっと定型発達の人なら、他の調理法で試すと問題がない場合もあるのですが、障害があるとそれが入っているだけで体がと言うか気持ちが受け付けられないのです。
昔、妹と甘味処に行き美味しくおぜんざいを食べていました。
するとそこで妹が
妹 「半殺し状態のお餅が美味しいね♪」
素直な気持ちでそう言ったのですが、私はこの中途半端につかれたお餅が嫌いなのです。
妹のその一言で美味しく食べていたにも関わらず食べられない物になってしまい、結局残してしまいました。
このように、知らずに食べているぶんには問題がないのですが、知ってしまうと
「私は半殺しのお餅が嫌い」
というこだわりが発動してしまうのです。
発達障害の好き嫌いを治すには
障害がある人の好き嫌いを治す事はかなり難しい事だと思います。
そのため治そうと考えるのではなく、食べられる物で栄養を考える方がきっと楽なはず。
好きな物はエンドレスで食べ続ける事が出来るのですから、食べられない物を省いた栄養満点の料理が見つかれば言う事はありません。
ちなみに私の冬場の食生活は常にお鍋。
夫と子供は別の物を作るのですが、私は自分が好きで食べ続けられる物ばかりを食べています。
色々な部分で変なこだわりのある発達障害ですが、食べ物の好き嫌いはなかなか改善しにくい問題のようです。
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