発達障害のチック症はストレスで酷くなる

チック症やトゥレット障害を持つ発達障害

大人でもチック症やトゥレット障害が治らない発達障害の人はどれくらいいるのでしょう?と書いている私も子供の頃からチック症があり40歳を過ぎた今でも全く症状は変わりません。

発達障害に多いチック症やトゥレット障害 

アスペルガー症候群や多動性注意欠陥障害と呼ばれる発達障害は脳のどこかの部分が普通に発達しないのですが、どうもチック症も似たような脳の部分に問題があるのだそう。

 

だから発達障害を持つ人でトゥレット障害を持つ人が少なくないのかもしれません。

ストレスが問題となる発達障害のチック

アスペルガーや多動性の人は自分が出来る事と出来ない事に大きな差があり、これが原因となって自らストレスを溜め込んでしまいます。

 

このストレスが多く溜まり始めると首を動かしたり鼻を鳴らしたりとチックが酷くなるのですが、周囲で聞いているとかなりうるさいんですよね(汗)

 

長年これらの症状と付き合ってきた私は、自分では認識していなくても酷くなるとストレスが溜まっていると分かります。一種のバロメーターになっているのですが、ストレスを溜めない事が出来ないアスペにとっては治すなんて無理

 

またチックが酷くなったものをトゥレット障害と呼ぶのですが、最近ではこれも発達障害の一種だと言われています。

 

私がASDだと知ったのはトゥレットがかなり酷くなった事がきっかけでした。

 

その時期、自分でもイライラしていると感じていたのですが、それ以上に声を出す音声チックが激しくなっていったのです。

 

何とかできないかな?

 

とネットで検索すると、昔からあるこの症状が実はASDやADHDの可能性もあると知り、産まれて初めて自分に障害がある事を知ったのです。

 

ストレスが原因だとは知識ではなく経験で知っていましたが、まさか障害って(汗)

ASDもADHDもトゥレットも治らない

今の医学では

 

  • 治す薬がない
  • そもそも理由が分からない
  • 脳に原因はあるけど何故かは解明されていない

 

つまり、今の段階では治るものではありません。だから上手く付き合っていくしかないのです。

 

ストレスがそれ程たまっていない時は症状は気になる程ではありません。もし家族にチックが出てしまう人がいるなら、酷くなった時にはストレスが溜まっているという事なので目安になります。

 

ここ最近、また酷くなっている私の症状。これの理由は分かっているので理由を排除すれば症状は直ぐに緩和します。

 

嫌だと思う事やストレスの原因を自分なりに取り払っていくと、完治はしなくても症状はかなりマシになるので、もしチック症やトゥレット障害で発達障害を抱えているなら治すのではなくストレスの原因を探すと楽になりますよ!

発達障害の家族や子供の家庭に!健康増進と予防改善するならこちら


スポンサードリンク


当サイトおすすめ

アスペルガーはセロトニンを増やそう




関連ページ

発達障害と呼ばれる広汎性発達障害のアスペルガー症候群
発達障害と呼ばれる障害の一つ、広汎性発達障害の中にアスペルガー症候群は属します。今はアスペルガーとは言わず自閉症スペクトラムと呼ばれるようになってきたのですが、これはアスペルガーと自閉症の二つの障害を合わせて言う言葉。ここではアスペルガーに絞って考えてみます。
発達障害と呼ばれるADHDやADD
発達障害と呼ばれる障害の一つADHDやADD。ADHDと呼ばれる多動性注意欠陥障害とADDと呼ばれる注意欠陥障害は整理整頓が出来なかったり落ち着きがなかったりするのですが、社会に出ると色々と悩む問題が生じてしまいます。ここではADHDやADを考えてみたいと思います。
発達障害と呼ばれるLD障害(学習障害)
発達障害と呼ばれる障害の一つLD障害。学習障害とも言われるこの障害は漢字が理解出来なかったり本が読めなかったりと、小学生の頃からかなり辛い状況をしいられてしまいます。勉強についていけずに深く傷つき悩んでしまっている人が多い障害の一つなのです。
発達障害と呼ばれるトゥレット症候群(チック症)
発達障害と呼ばれる障害の一つトゥレット症候群(チック症)。奇声を発したり鼻を鳴らしたり、肩を動かしたり地面を蹴ったりと色々な症状があります。行動チックと音声チックが同時に出るとトゥレット症候群と呼ばれチック症より重症。そして私はこのトゥレット症候群をアスエルガーと共に持っているのです。
発達障害と呼ばれる広汎性発達障害の自閉症
発達障害と呼ばれる障害の一つ、広汎性発達障害の中に自閉症は属します。今は自閉症とは言わず自閉症スペクトラムと呼ばれるようになってきたのですが、これはアスペルガーと自閉症の二つの障害を合わせて言う言葉。ここでは自閉症に絞って考えてみます。
発達障害の話し方の違い(自閉症スペクトラムとADHD)
発達障害と呼ばれる自閉症スペクトラムとADHDは似通った部分を持っているのですが、少しずつ違いがあります。アスペルガーと多動性を二つ持っている人も多く見分けが付き難いかもしれませんが、医師でも判断しにくいこれら二つの会話の流れや人と話す際の違いを考えてみたいと思います。
発達障害の社交性の違い(自閉症スペクトラムとADHD)
発達障害の中には自閉症スペクトラムと呼ばれるアスペルガー症候群や自閉症、多動性注意欠陥障害と呼ばれるADHDなどがあるのですが、細かく分けると違いがあります。大きく分けると同じ発達障害ですが、社交性や社会性には大きな違いがあるのです。そんな違いを考えてみたいと思います。
発達障害の想像力の違い(自閉症スペクトラムとADHD)
発達障害と言っても自閉症スペクトラムと多動性注意欠陥障害ではその想像力が異なってきます。これらを二つ持っている人もいるのですが、一般的に言われている違いを考えてみたいと思います。柔軟性のないアスペルガーと飽きっぽい多動性注意欠陥障害。それぞれに苦手な分野が異なっているのです。
発達障害でチック症があるから行動が制限される
発達障害の人にチック症と呼ばれるトゥレット障害を併発している人は多いのですが、このチック症、自分の意思で癖のような行動が辞められないのが一番辛い事。人目がある事は気になるのですが、それでも治まらないチック。そのため外出や学校なのに制限がかかってしまう事があるのです。
発達障害は生まれた時からなので治らない障害です
発達障害は生まれた時からの脳の機能性障害。そのため大人になっても治らないのですが、色々な部分を習得しながら改善していく事が出来るので、治すのではなく自分と上手く付き合う方法を知る事が大切。社会生活や対人問題なども改善出来ない訳ではないのです。
発達障害と吃音(どもり)は同じ障害の枠組みに入る
発達障害と吃音(どもり)は同じ障害の枠組みに入るのですが、自閉症スペクトラムの私はそれ程酷くはありませんが吃音があります。流ちょうに言葉が出ず、どもってしまったり言葉が止まってしまったり。ASDやADHDならこのような問題を抱えている場合もあるのです。