発達障害は脳の機能性障害だから治らない

発達障害は治るの?治らないの?

大人になり発達障害だと診断される・・・

 

自分に障害があると受け入れられず辛い思いをしている大人の発達障害が増えているのですが、残念ながら現代の医学では治らない障害です。

 

これは生まれた時からの脳の機能性障害が原因になっているのですが、薬を飲む事で治るという障害ではありません。

発達障害は治らない障害

 

子供の頃から生き辛さを感じている発達障害

 

この障害はアスペルガー症候群や自閉症と呼ばれる自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害と呼ばれるADHD、そして学習障害と呼ばれるLD障害の総称として発達障害と呼ばれています。

 

少しおかしな子、少し変わった子と言われながら大人になり、社会に出ると人間関係や当たり前のような事が出来ず始めて自分に障害があると知る人も多いのではないでしょうか。

 

学生時代は問題なく過ごせる場合も少なくないのですが、学校が続かず退学してしまう場合もあり、ここにはその当時の人間関係や個性などでも変わって来るはずです。

 

しかしどこかで

 

自分は他の人よりも出来ない事が多いような気がする

どうして皆と同じように出来ないのだろう

 

そのような悩みを心のどこかで抱えながら成長していく人が多いのです。

生まれた時から発達障害

WAIS-V(WやX)の検査をする際によく言われるのが

 

学生時代の通知表を持ってきてほしい」

 

という事。

 

落ち着きがない子と書かれていたり、忘れ物が多いと書かれていたり、授業を聞いていない・・・など

 

当時の先生から見た子供の様子が書かれているので、判断の要素の一つとされています。

 

一昔前は発達障害はそれ程知られてなかったため、親の育て方が悪いなどと言われたのですが今ならそれが障害だと分かるのではないでしょうか。

 

 

発達障害は治すのではなく知識を習得しよう

 

私はチック症(トゥレット障害)と呼ばれる障害がきっかけでアスペルガー症候群だと診断されたのですが、この時医師に言われたのは

 

自閉症スペクトラムは治りません

 

との事。

 

薬を処方される場合はうつ病やパニック障害などの二次的障害がある場合で、処方された薬は障害を治す物ではなく精神的な辛さを治すためのもの。

 

しかしこの障害は自身が自覚する事で知識を習得する事が出来るので、

 

  • 人間関係を円滑にする
  • 相手の気持ちを理解する
  • 苦手な事でも出来るようにする

 

など、もしあなたが今、障害が原因で人生が上手く進んでいないと感じているなら、自分のどこに問題があるか?を第三者に聞いてみて下さい。

 

自分で気づく以上に周囲の人たちは何かがおかしいと気づいている事が多いので、自分が気づかなかった部分に気づく事が出来るはずです。

 

両親や親族、友達などはどこかに違和感を感じながら接してきています。そのおかしいと言われる部分は自らの努力で改善する事が出来るので、生き辛さは減っていきます。

 

発達障害あは生まれた時からの障害だから治りませんが、今出来る事は自らが周囲との違いを知る事。

 

これが出来れば今よりもずっと楽に人生を歩む事が出来るはずですよ!

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