発達障害の女性が仕事が遅い理由
発達障害の女性は仕事が遅いと言われる事が少なくありませんが、これは苦手な分野の仕事をしているのが原因になっているのではないでしょうか。
私は一時期帳簿をついていた事があるのですが、驚く程理解出来ず頭で考えても意味が分からない・・・
定型発達の人が難なく出来るような事でも頭が働かず結局辞めてしまったのですが、それ以外の仕事だと今度は驚く程頭を使う事が出来ました。
どうしても発達障害の女性には向き不向きや好き嫌いがあるので、出来る出来ないの幅が両極端になってしまいやすいのですが、苦手な方に進んでしまうと出来ない人になってしまうのです。
得意分野を仕事に活かす発達障害
以前ADHDとアスペルガーを併せ持っている方がテレビの番組に出ていたのですが、この方は最初就職したけれど結局続かず退職。
そして自分が好きだったIT分野で起業し現在に至っているとの事。
アスペルガーとADHDの二つを持っている人は多いのですが、このように自分の得意な分野であれば独立し企業する事も決して夢ではありません。
昔は出来ないヤツと言われていたのに、今では社長業を営んでいるのですから、向き不向きを間違えなければここまで落差があるのが障害のある人の特徴なのでしょう。
アスペルガーやADHDは苦手を克服しようとしない事
元来であれば出来ない事を努力で一つずつ解決するという事も方法としては取り入れられているのですが、自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害がある人は克服する事は殆ど不可能です。
子供の頃であれば可能性はあるのですが、大人になってしまってから改善しようとしてもかなり難しいのだそう。
そのため、少し従事してみて
「これ、向いてないかも、嫌いかも!」
と思ったなら違う職種に転職するのが良いのですが、そこを頑張ってしまうから余計に自分は出来ない人間だと自己否定してしまう事になってしまう人もいるのではないでしょうか。
発達障害のあなただから出来る仕事
同じ障害を抱えていても好きな事は人それぞれです。
私は人と話す事は苦手なのですが、仕事では人と話す事が中心となるような職種に就いています。
他にも人とは一切接点を持たないネット関係も行っているのですが、これも自分では向いていると思っています。
というように、現代は様々な職種がありその中には必ずあなたに向いた物が見つかるはず。
大切な事は
- 自分は何も出来ないと諦める
- 自分はダメな人間だと思いこむ
- 何をやっても上手くいかない
そんな考え方をしてしまわない事。
自分で道を閉ざしてしまっては、どれだけ能力があっても使う事が出来なくなってしまうのですから、まずは自分に何が出来るか?を探してみる事が大切です。
基本的に広汎性発達障害や多動性の女性は、女性の少ない職場の方が向いているように思うので、職種的にも男性が多い物を選ぶと社内での過ごし方が楽になるかもしれませんよ!
発達障害の女性は苦手な仕事は全く頭も手も付いてこないので非常に遅いかもしれませんが、得意な事なら素早く出来るはず。
そんな仕事を探してみて下さいね!!
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