発達障害が出来る仕事と出来ない仕事

発達障害が仕事が出来ない理由

発達障害は仕事が出来ない・・・

 

良くそういう言葉を聞くのですが、決して発達障害だから仕事が出来ないという訳ではありません。

 

障害を持つ人は得意な分野と不得意な分野が両極端に分かれているので、出来る職種に就く事が出来ると驚くような力を発揮するのです。

 

しかし苦手な分野の仕事に就くと全く出来ず、それは誰もが当たり前のように出来るような事でも出来なくなってしまいます。

発達障害は出来る仕事と出来ない仕事がある

そのため障害を持つなら好きな事や得意な事を仕事にする事が大切なのです。

苦手や嫌いな仕事に就いた自閉症スペクトラム

定型発達の人でもが好き嫌いがあり向き不向きがあります。

 

しかし普通は嫌いや不向きな事でもそれなりに従事する事が出来るのですが、アスペルガー症候群やADHDの人は最低限の事でも出来ないのです。

 

苦手という次元ではなく、脳の中にそのパーツがないと言う方が分かりやすいかもしれません。

 

発想そのものがないので思いつきもしないので、ボーット突っ立ってるだけだったり何もせず座っているだけだったり。

 

そのため

 

あいつはヤル気がない

 

などと言われる事も多々あり自信を喪失してしまう人も少なくありません。また当事者も

 

どうして皆と同じように出来ないのだろう

 

と悩んでいるのですが、自分のどこに問題があるか?すら分からない事が多いのです。

驚くような能力を発揮する発達障害

今の職種が向いていなかったとしても全てが出来ないという事ではありません。

 

部署が変わったりする事が変わると驚くような能力を発揮したり、転職をする事で自分でも気付かないような分野で才能が開花する事も当然あります。

 

殆どが基本的に好きな事だったり興味がある事が多いのですが、苦手ではないと思えるような事であればそれなりには出来るはず。

 

そのため、もしあなたがASDやADHDなどであれば、自分が出来そうだと思える事を探す事が大切です。

 

仕事が出来ない障がい者が会社にいるなら

 

今従事している事が向いていないのなら、出来そうな事や興味があるような事を任せてみると今よりもずっと能力を発揮してくれる事があります。

 

苦手分野を任せているなら何年経っても成長する事は難しいのですが、少しでも得意分野を任せる事が仕事を円滑に進める方法です。

 

発達障害に人間関係を求めると

 

自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害の人に人間関係を求める事は非常に難しい場合があります。

 

どうしてもその場の空気を読めなかったり、自分の思う事にしか興味を持てない障害なので、社内での付き合いは最小限しか出来ないと思っておきましょう。

 

仕事終わりに同僚で飲みに行く事すら苦手だと思う場合も少なくないので、問題は対人関係にもあると思っておく事が大切です。

 

発達障害は出来る事と出来ない仕事が両極端なのですが、少しでも得意な事を任せると思っている以上に頑張ってくれるはずです。

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