気持ちをわかってくれない発達障害でカサンドラ症候群になる

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気持ちをわかってくれない発達障害

発達障害の人は相手の気持ちやその場の背景を読む事が非常に苦手なのですが、そんな相手と結婚しても気持ちを理解してもらえず苦しみカサンドラ症候群になってしまう事があります。

発達障害が理解せずカサンドラになる

気持ちを理解する事は発達障害の人には難しく、根本的な事が分かっていない事も少なくないので、余計にカサンドラ症候群が酷くなってしまうもあるのでしょう。

発達障害にとって気持ちを理解する事は苦手

定型発達の人は当たり前のように相手の事を理解出来るのでしょう。

しかし自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害の人にとっては理解出来ない事の方が多いのです。

知的障害がない場合が多いので分かり難いのですが、普通の会話をしているつもりでも実は理解出来ていない事が多く返答がおかしな場合もあるのです。

そして理解出来ない事があるとそこで思考がストップしてしまい会話が終わってしまう・・・

聞いていないと言われたり生返事をしていると言われるのも、このような事が原因になっている場合が少なくありません。

カサンドラ症候群とのすれ違い

結婚生活を過ごす中で意思の疎通が出来ていなければ辛いと感じる事は少なくないのですが、それが何度も繰り返されてしまうと

私の話し聞いてる？
私に関心あるの？
もしかして私の事嫌い？

そう思ってしまう事が少なくないのではないでしょうか。

アスペルガーや多動性の人は決して結婚相手の事を思っていない訳ではないのですが、考え方が普通とは異なっているのです。

そもそも物事の根本的な考え方からしてすれ違いがある事も少なくないので、お互いが理解し合おうと努力すればわかりあえる部分もあるのですが・・・

しかし何かがおかしいと感じるのは障害がある方ではなく普通の人の方。だから余計にイライラしてしまう事が増えてしまうのでしょう。

気持ちが理解出来ないから発達障害なのです

気持ちが理解出来ないのではなく、もしかすると同じような考え方をしていないのかもしれません。

以前、あすぺだと知った私は定型発達の夫と話した事があるのですが・・・

私「似合ってない服装をどう？って聞かれたから、似合ってないって言ったんだ！」

夫「えっ！？どうしてそんな事を言うの？」

私「だって似合ってないのに似合ってるって言ったら、それを信じてずっと着てしまうでしょ？」

夫「普通は似合ってなくても似合ってるって言うんだよ」

私「でも、それって嘘でしょ？」

夫「嘘でも普通はそうやって話しを流すんだよ」

こんな会話でした。

どうでしょう？根本的な価値観と言うか感覚がズレていると思いません？

そしてこんな事を当たり前に言ってしまうからか相手を傷つけてしまう事があるのですが、実は傷付ける気が全くないので傷ついかかも？と言った心配も一切ないのです。

傷つく事を言われた時は聞いてみると良い

ASDやADHD当事者に傷つく言葉を言われた時は一度素直に何故それを言ったか？を聞いてみて下さい。

何も考えずに言ったのではなく、何かを思うから言っているはず・・・ただ、言葉のチョイスや考え方が少し普通とはズレているので傷つくような言葉になってしまうのです。

しかしその理由を聞けば案外納得出来る事もあるはずなので、一人で悩みこんでしまうのではなくまずは質問してみて下さい。

そしてその回答に納得出来たなら、その場合に誰もが納得出来る伝え方を教えてあげると一つ成長してくれるはず。

気持ちを理解してくれずカサンドラ症候群になってしまったなら、発達障害の人が何故そう言ったか？を知れば考え方を知る事が出来るはずですよ！

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