発達障害との結婚生活は寂しくカサンドラになる

カサンドラ症候群と発達障害

カサンドラ症候群の人は発達障害の人と一緒にいると寂しさを感じているのですが、原因はカサンドラではなく発達障害の人。

カサンドラ症候群の寂しさ 

発達障害の人は一緒にいても自分の世界にはいってしまう事が多く、誰かがいる空間でもまるで一人でいるかのような感覚になる事が少なくありません。

 

それを側で毎日し続けられると

 

自分が悪いのではないか？

 

と悩んでしまうのですが、原因は障害がある側にあるのです。

発達障害と一緒にいるには

自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害の人は興味を持つ範囲が非常に狭いのですが、その分一つの事に気持ちが行くとそれしか見えなくなってしまいます。

 

そのため一緒にいてもいつも自分の中に閉じこもってしまい、側に誰かがいるのに誰もいないような態度になってしまうのでしょう。

 

一緒にいるから会話をする

 

のはもしかすると定型発達の人の考えなのかもしれません。障害を持つ人は一緒にいても人と話す事が当たり前でない場合もあるのです。

 

  • 目の前にいる相手と話したくても話せない
  • 自分の存在がないかのように振舞われる
  • 何を聞いても無視されてしまう

 

これらはASDやADHDの結婚相手に苦しむ人の意見なのですが、多くの人が同じように感じているところをみると、ASDやADHDの人は相手の気持ちを上手く理解出来ずにいるのでしょう。

 

そんな相手と一緒にいるには、アスペルガーなどの人の考え方を知るのが一番楽にいられるのではないでしょうか。

相手の存在を認識している発達障害

私も良くいわれるのですが、確かに話しかけられても答えない事は少なくありません。

 

答えたくないとか、答えられないなどではなく、頭の中で他の事を考える事に集中していて聞こえないというのが答えなのですが、話しかけても答えがなければ淋しいですよね。

 

しかし頭の中の幅が狭い？！からか、あれもこれもと聞く事が出来ないでいるのです。

 

決して目の前に相手がいないと思っている訳でもなく、相手を嫌っている訳でもないのですが、集中してしまうとそれ以外が見えなくなってしまうのでしょう。

 

集中している時に話しかけると無視される事は少なくないはずですが、怒鳴られたり怒られる事も同じようにあるはず。

 

一つの事しか頭で考えられない、かなり不器用な考え方しか出来ないのはこの障害の特徴なのです。

 

また途中で考えを止められてしまうと再度考えるまでに時間がかかってしまうのも特徴なのでしょう。

 

相手が発達障害でカサンドラ症候群になってしまったなら、まずは相手との距離を縮めるのではなく話しかけるタイミングを見つける事。この方がずっと簡単に会話が出来るようになるはずですよ！

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