発達障害の家族や子育ての悩みから恋愛や夫婦の接し方について
発達障害の家族がいたり子どもがアスペルガーと呼ばれる自閉症スペクトラムだったり、はたまた彼や彼女がADHDや妻や夫がアスペかも?と思う事はありませんか?
何となくおかしいと思っていてネットを検索すると、どうも様々な症状が似ている気がする・・・
きっとあなたはそんな思いからこのブログを見つけたのではないでしょうか。
この発達障害には
- 自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群、自閉症)
- 注意欠陥・多動性と呼ばれるADHDやADD
- 学習障害と呼ばれるLD障害
などがあります。
これは生まれた時からの脳の機能性障害と言われており、現代医学では現段階では治らない障害です。
生まれた時から何か人とは違うと本人も自覚している事も少なくなく、しかしそれに気づかずに大人になった人も多いので、
結婚してから夫や妻が何かおかしい
付き合ってる彼や彼女が他とは違う
と気づく事や、子育てをしていて
他の子と比べて何か普通じゃない
と思う場合も少なくないのです。
発達障害と診断されずに大人になった成人が増えている
私は40歳を過ぎてから広汎性発達障害と呼ばれる自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)と診断されました。
それまでは自分が人とは違っているとは気づいていても単なる性格と考えていたのですが、明らかにおかしいと気づいたのは二次障害と呼ばれる精神疾患がきっかけでした。
そこで精神科で診断テストをしてもらった結果、やはり障害を抱えている事を知ったのです。
40年もの間何も知らずに生きてきたのですが夫や家族などはやはり何かがおかしいと気づいていたのですが、この頃やっとアスペと呼ばれる障害が周知されはじめた頃の事。
おかしい、変だとおもいつつも「単なる性格」としか考えなかったのが気づかなかった一番の原因だったのでした。
自閉症スペクトラムは定型発達とは異なった問題点がある
幼少期から定型発達の人とは異なった様々な問題点を持つ事が多いのですが、中には大人になるまで知らなかったと言う人も少なくありません。
そして大人になっても周囲とどこかが異なる点は変わる事なく、生き辛さを感じながら生活をしている人が多いのです。
全てが人と違う訳ではなく、
- 普通に仕事が出来る
- 何も気づかず生活ができる
見た目が普通とは何も変わらないので本人が一番分かりにくいのですが、気づくのは殆どが周囲の人。
一緒に生活をしていると周囲の方が辛くなってしまう事が多いのが特徴なのですが本人は自分が普通だと思っているから障害があると理解してもらうのに時間がかかってしまう事があるのです。
子どもがアスペやADHDかもと思ったならどう接すれば良い?
大切な子どもが普通とは違うと気づき、ASDやADHDだと診断されたならどう接すれば良いか・・・
この接し方が分からない方が少なくありません。
全く違った価値観を持っていたり、当たり前の事が理解出来なかったりと、きっとお父さんやお母さんからすればとても育てにくいと感じてしまうはずです。
また、中学生や高校生になり不登校がきっかけで障害が分かるという場合もあるのですが、ある程度成長してしまうと大人同様「自分が障碍者だと受け入れられない」という事も少なくありません。
このような場合は子供の全てを理解しようとするのではなく、そういう考え方だと受け入れるのが一番接しやすくなるのですが、実際はやはり何をどう考えているか分からないという事の方が多いはずです。
このブログでは、少しでも理解出来るようアスペルガーと診断された私が「どのような特徴がありどのような考え方をしているか?」を綴っているので、読みにくい所もあるかと思いますが分からない部分が「そういう思考回路だったんだ!」と思って頂ければ幸いです。
恋愛している彼や彼女、夫や妻が自閉症スペクトラムかもと思ったなら
付き合っている大好きな彼や彼女が
- 何かおかしい・・・
- 今までの恋人とは違う
些細な違いやそう思った事がキッカケで障害を疑うのですが、その特徴の一つに
- LINEやメールを送っても返信がない
- 約束の時間を守れない
- 私の事を考えてくれていない
そんな辛さを抱えているのではないでしょうか。
何度言っても同じ事を繰り返したり、全く人の話しを聞いていなかったりと喧嘩をしても話しにならない事も多いはずです。
きっと色々なブログを読めばアスペや多動性の特徴に当てはまる事が多いと思いますが、必ずと言って良いほど書かれているのが
「本人に悪気はない」
という事ではないでしょうか。
実際、本当に悪気がない事の方が多いのですが、何故そうなのか?が分からずやはり接し方が難しいと感じてしまうのです。
発達障害でも何度も伝えれば理解する事は出来る
基本的に知的障害を伴わないのが自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害と言われています。
そのため理解する事は出来るのですが、問題は習得するのに時間がかかってしまうという部分なのです。
それでも何度も伝え続ける事で時間はかかりますが納得してくれるようにはなるので、忍耐力は必要かもしれませんがじっくりと話す事で改善していきます。
アスペルガーや多動性について書いているブログについて
どうしても管理人がASDのため、どのような特徴があるか?という事を自分を中心にご紹介しています。
しかし同じ障害でも個性は個々によって様々なので全てがあなたの悩んでいる事に当てはまる訳ではありません。
そのため
「そんな事はないよ!」
という部分も沢山あると思いますが、似通った部分も沢山あると思うので何かが参考になればと思っています。
悩んでいる方から毎日沢山のメールを頂くのですが、本当に定型発達の方が悩んでいて少しでも情報が発信できれば・・・・
しかし私は医師ではなく当事者なので、あくまでも当事者の考え方や意見だと受け止めて頂ければ幸いです。
大人になり発達障害(アスペルガーやADHD)かもと思ったら
最近はアスペなどがテレビでも取り上げられたり、インターネットなどから情報を得る機会が増えましたよね。
普段から生き辛さを感じていてふと
- 私の悩みと同じ
- 私の辛さと同じ
- 私の分からない事と同じ
と思うような事は特徴の一つではあるのですが、アスペルガーやADHD障害ではなくても誰でも当てはまる事が多く個性や考え方の範ちゅうに入る人も多いので、気になるなら大人の発達障害を診断してくれる病院で検査を受ける事がおすすめです。
しかし家族や友達が少しおかしいと言っても当事者は全く違和感を感じないまま成人してる事も少なくないので受け入れない場合もあります。
受け入れようとしてくれると検査などに足を運んでくれる事もあるのですが、突然障害があるという事実を受け入れられない人も少なくありません。
こだわりが強かったり自我の塊だったりするASDなどの障害を持つ人を説得する事は難しいかもしれません。
しかしどのような障害か?を周囲が少しでも理解しておけば小さな問題や相手の気持ちが理解出来る事もあるはずです。
発達障害は男性に多い障害ですが女性にも沢山います
アスペルガーやADHDなど、障害と言われる男女の比率は4:1と言われています。
私は女性アスペルガー症候群なのですが、最近では女性も増えてきているそう。
これは社会で活躍する人が増えてきたからなのかもしれませんが、今後は比率が3:1などと変わるのかもしれません。
結婚して家事や育児が出来ず悩んでいたら実は障害だった・・・と言う方も多く、どのような状況で障害が分かるかは人それぞれ。
顕著に現れない場合は大人になってから気付く事も少なくないので、私はおかしいんじゃないか?と悩んでしまうのです。
また当事者が悩まない場合でも周囲や家族が悩んでいる事も少なくないのですが、本人は全く聞く耳を持たない事もあり、定型発達の人にとっても問題を多く抱えてしまう事が少なくありません。
発達障害の家族が子育てや恋愛そして夫婦関係を語るまとめ
このブログは発達障害を抱える成人女性の特徴や考え方を中心に書いていますが、中学生や高校生以上の年齢であれば納得出来る部分が見つかるはずです。
少しずつ記事を増やしながら、当事者の悩みや定型側の接し方など、皆が少しでも心地よく生活が出来るよう参考に出来る部分があれば参考にして下さい。
アスペルガーの記事が多くなると思いますが、このような障害を持つ人の考え方や特徴を理解して下さいね。
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